AIoT のパワーを解き放て―― AIとIoTを統合したAIoTを今すぐ導入すべき理由とは?

京浜急行電鉄とサムライインキュベート、「KEIKYU ACCELERATOR PROGRAM」第2期の「Demo Day」を開催

傘のシェアリングサービス「アイカサ」

3番目に発表したのはNature Innovation Group代表取締役の丸川照司氏。丸川氏は傘のシェアリングサービス「アイカサ」を説明した。

京浜急行電鉄とサムライインキュベート、「KEIKYU ACCELERATOR PROGRAM」第2期の「Demo Day」を開催
Nature Innovation Group 代表取締役 丸川照司氏

これは写真にある傘の柄についているQRコードとLINEアプリを使って、傘の有料貸し出しサービスを行うというものだ。

まずユーザーは、傘の柄にあるQRコードを読み込み、LINEの「アイカサ」公式アカウントを友達登録する。登録完了後、傘を借りたい場合はアカウント上に表示されている「傘を借りる」をタップし、スマートフォンの画面上に表示された暗証番号を傘の柄についているダイヤルに打ち込んで利用を開始する。

傘を返却する場合は、「アイカサスポット」と呼ばれる傘の設置場所に掲示されているQRコードを読み込み、傘を畳んで置くことで利用が終了されたと見なされる。

利用料は1日70円、同月内420円の上限付き。決済については「LINE Pay」を通して支払いができるという。

「tripla」が提供するホテル向けのチャットボットサービス

4番目に発表したのはtripla代表取締役CEOの高橋和久氏。同社はホテルの公式サイトに設置するチャットボットサービスについて説明した。

京浜急行電鉄とサムライインキュベート、「KEIKYU ACCELERATOR PROGRAM」第2期の「Demo Day」を開催
tripla 代表取締役CEO 高橋和久氏

これは訪日観光客の増加に伴う多言語対応や業務の効率化などに対応するため、顧客からの問い合わせに対して5言語でAIが回答する、というサービスだという。AIが対応できない場合は、AIが回答できない場合はオペレーターが対応するとのこと。

同社はチャットボットサービスの他に、クラウド型のホテル宿泊予約システム「ホテルブッキング」についても紹介があり、チャットボットサービスとともに京急EXインでの実証実験を行ったと高橋氏は語った。

AirXのヘリコプターシェアサービス

最後の発表はAirX代表取締役の手塚究氏が行った。AixXは航空機手配オンデマンドシステムを活用したヘリコプターシェアサービス構想に取り組んでいるという。

京浜急行電鉄とサムライインキュベート、「KEIKYU ACCELERATOR PROGRAM」第2期の「Demo Day」を開催
AirX 代表取締役 手塚究氏

これは三浦半島内の京急グループのホテル近くにヘリポートを臨時開設し、半島近辺をヘリで周遊するプランを提供するという案だ。AirXはオンデマンドでの予約や、相乗りの最適ルート予測などを担うと手塚氏は語った。

三浦半島での実証実験については、2019年末から年明けに向けて具体的にスタートする予定とのこと。「将来的にはヨットマリーナやホテルといった京急グループの観光アセットとのスムーズな繋がりを目指したい」と手塚氏は説明に加えた。

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