AIoT のパワーを解き放て―― AIとIoTを統合したAIoTを今すぐ導入すべき理由とは?

実用化直前、様々な5Gの利用シーン ーDOCOMO OpenHouseレポート3

日鉄ソリューションズ、SEL/飛行艇ドローンによる通信エリア品質調査

飛行艇ドローン
目を奪われた飛空挺型ドローン

航続時間120分、航続速度72kmの大型飛行艇ドローンが展示されていた。
海上など、人による検査が難しいエリアにおいて、5G通信品質の検査を行うという。

実際にグアムで海上における通信品質調査を行っており、展示では当時の映像が流れていた。

5Gインフラ整備において電波がうまく届いているか、通信品質の調査を行う際に、例えば海上では船をチャーターしての検査となり、時間も費用もかかってしまうため、長距離航行が可能なドローンが利用されたとのこと。

飛行機型を取っているのは航続距離を稼ぐためで、プロペラ型だとプロペラの推進力のみで自重を支えつつ航行するが、飛行機型であれば翼から揚力が生じるため、単位重量あたりの航行能力が高い。
飛行機型だと滑走路が必要となるが、飛行艇型となっており、海上や河川からの発着が可能になっている。

富士通、フジテレビ/ローカルMEC

ローカルMEC
サーバー等の構築は富士通、サービス構築はフジテレビとのこと。

ローカルなエリアにMEC環境を提供、具体的には基地局内などに、MECサーバーを構築している。

スポーツ観戦やイベントなど、現地で撮影された動画を観客に共有する場合、動画データをクラウド上のコンテンツサーバーなどに送り、観客はスマートフォンなどでクラウドにアクセスし、動画をダウンロードすることで視聴が可能となる。

物理的には近い場所でデータをやり取りしているが、ネットワーク上は、基地局からオンターネットを経由して、どこかのサーバーにアクセスして、と遠い。
そこで、当該MECサーバーを利用することで、最も近い基地局から動画配信を行うことができ、低遅延な動画サービスの提供が可能となってくる。

スポーツ観戦など、動画の送信側と受信側(観客)が近く、またクライアント端末(観客)の物理的な移動が少ないケースでは、こういった仕組みが成立するのだろう。
特徴としては、汎用サーバー上に構築でき、また、基地局とモバイルキャリアネットワークの間に接続するだけ、とあるので移動基地局に設置して、特定のイベント向けに5G回線を用いた低遅延なサービスを提供する、など出来るかもしれない。

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