DataRobot、SDGs達成をAIで加速させるプログラム「AI for Good」の日本版を開始

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DataRobotは、2019年より米国で実施する「AI for Good: Powered by DataRobot」の、日本版プログラムの展開およびパートナーの募集を開始することを発表した。

このプログラムでは、国連の持続可能な開発目標(以下、SDGs)をはじめとした社会貢献に対し、日本においてAIを活用して取り組むパートナーを募集する。

パートナーにはDataRobotのエンドツーエンドのエンタープライズAIプラットフォームへの無償アクセス、および専任のカスタマーサクセスチームによる実運用までのサポートが提供される。

AI for Goodプログラムは、世界が抱える最優先課題を人工知能で解決する力を非営利団体に与えるために発足された。

以来、DataRobotは世界中の非営利団体における2,000以上のプロジェクトの立ち上げ、100,000以上のデータモデル構築の支援を行い、医療・教育・水へのアクセスの向上などを推進している。

AI for Goodの前身「GWC」の取組

AI for Goodプログラムは、発足前の2018年にAIを社会貢献に活かすための取り組みとして、Global Water Challenge(GWC)としてスタートしている。

GWCでは、国連の定めるSDGsにおける「#6安全な水とトイレを世界中に」を達成するためのAI活用として、成果を上げている。

GWCはDataRobotと協力することで、13カ国において予測モデルを構築し、給水所の情報をウェブアプリに統合した。このアプリでは、給水所の種類、給水所、場所、修理の優先順位、そして、将来どの給水所が故障する可能性が高いのかといったメタデータとともに、どの給水所が機能しているか、または機能していないかをマッピング(可視化)している。

結果として、アフリカではこの情報を活用して、給水所の予算編成、予防・保守などにデータ主導の意思決定が行えるようになり、安全な水を多くの人が確保できるようになった。

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