株式会社ソラコムは、デバイス通販サイト「SORACOM IoTストア」において、メカトラックス株式会社が販売する、小型コンピューターRaspberry Pi専用に開発された4G(LTE)通信モジュール「4GPi」の提供を開始した。あわせて、同デバイスを利用して、資材置き場の温湿度の計測方法を解説する手順書「IoTで、温湿度を計測し換気促進」を公開した。
4GPiは、Raspberry Piに装着して専用ツールをセットアップするだけで、ハードウエア開発の経験が少ないソフトウエア技術者でも容易にIoT機器等の開発が可能となる。また、電源構成などラズベリーパイの稼動安定性にも配慮して設計されており、2014年のリリース以来PoCやプロトタイピングだけでなく製品組込み等の様々なビジネス用途で活用されている通信モジュールである。
また、同レシピでは、4GPiとオムロン株式会社のUSB型環境センサ「2JCIE-BU」を取り付け、資材置場の温湿度の計測し、データ蓄積・収集サービス「SORACOM Harvest Data」に計測されたデータを送信する。また、資材置場が高温になった際は設定した電話番号に4GPiから直接SMSでアラートを送信する。
なお、4GPiの定価は27,500円(税込、送料別)となっている。
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