サン電子株式会社は、東武タワースカイツリー株式会社が運営する東京スカイツリーの鉄骨表面温度測定に、「おくだけセンサーⅡEX1」を導入したことを発表した。
東京スカイツリーでは、着雪予測の精度向上のため、塔体上部各所(高さ615m、395m、285mの北・南側:計6か所)の鉄骨表面温度を測定して、気象観測データを加えて総合的に解析する試みを、今年の冬季に実施する。
その温度測定の機器として、サン電子の「おくだけセンサーⅡEX1」が採用された。
「おくだけセンサーⅡEX1」は、サン電子が提供する「おくだけセンサーソリューション」の「温度、湿度」の計測に特化したモデルだ。計測したい場所や設備に「おくだけ」で環境データを見える化する。
センサである子機、データ収集する親機および、データを「見える化」するIoTプラットフォームといった機材に加え、設定をパッケージにしたソリューションだ。
センサーデータの収集には、サブギガ(920MHz帯)の特定小電力無線を採用しており、屋外など長距離のデータ通信が可能で、回折特性が良く障害物に強いのが特長だ。
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