株式会社ジザイエは、独自の圧縮技術と、日本電信電話(以下、NTT)の大容量・低遅延・確定遅延の特性を持つIOWN APNを組み合わせ、現場の建設機械と遠隔操作システムを接続する実証を行い、違和感のない操作ができたことを発表した。
この実証では、大阪府堺市の西日本機材センターに設置された株式会社竹中工務店のタワークレーンを用い、鹿島建設株式会社と株式会社アクティオが共同で開発したタワークレーン遠隔操作システム「TawaRemo」を用いて、リアルタイム映像伝送を行った。
その結果、約500kmの東京〜大阪間の長距離区間で、高画質・低遅延かつ確定遅延な映像をリアルタイムに届けることができることができたのだという。
ジザイエは今回の実証を通じて、今後は他業種への応用や海外展開も視野に入れ、労働環境の改善や業務の効率化、技術伝承などを行っていくとしている。
なお、この成果は、2023年11月14日~17日に開催された「NTT R&D FORUM 2023 – IOWN ACCELERATION」にて展示された。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。