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日本TI、産業用市場にミリ波テクノロジを提供する60GHzセンサ製品を発表

日本TI、産業用市場にミリ波テクノロジを提供する60GHzセンサ製品を発表

日本テキサス・インスツルメンツは、60GHzセンサ製品ポートフォリオを発表した。

新製品の「IWR6x」ミリ波センサ製品は、オンチップの処理機能、リアルタイムの意志決定能力や信号処理機能などを提供し、産業用オートメーションを可能にする。これら最新の60GHzミリ波センサ製品は、アンテナ・オン・パッケージ(パッケージにアンテナ基板を実装)製品を含み、これまでのRF(高周波)の設計にまつわる困難を解消すると同時に、サイズを最大75パーセント縮小するほか、総合コストを低減するという。

設計者は、60GHzミリ波センサ製品を使うことで、幅広いロボティクス、ファクトリ・オートメーションやビル・オートメーションなどの製品設計にミリ波テクノロジを実装することが可能になり、このISMバンドを活用して幅広い展開が可能になるという。

「IWR6x」センサ製品の特長は以下の通り。

量産開始前製品の「IWR6843」デバイスは11月12日よりTI storeから提供開始。「IWR6843」モジュール開発プラットフォーム(「IWR6843-STARTER-BDL」)は単価(参考価格)324ドルで、追加のアンテナ・モジュール(「IWR6843ISK」)は、 同125ドルで提供中だ。

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