オン・セミコンダクター株式会社は、RSL10センサ開発キットを発表した。このキットは、スマートセンサ技術を搭載したIoTアプリケーションを開発する技術者向けに、包括的なプラットフォームを提供するために設計され、Bluetooth Low Energy無線を用いることで実現した。
RSL10センサ開発キットは、RSL10システム・イン・パッケージ(RSL10 SIP)とBosch Sensortecの低電力センサ製品シリーズを組み合わせている。この開発プラットフォームでは、定常光、揮発性有機化合物(VOC)圧力、相対湿度、温度を含めた、9 DoF(Degrees of Freedom)の検出と環境のモニタが可能だ。
動作・環境検知機能と、Bluetooth 5認証済みのRSL10の超低電力機能を組み合わせているため、センサ技術の向上と長寿命を実現している。また、ユーザー・プログラム可能なRGB LED、3個のプログラム可能なプッシュボタン式スイッチ、64キロビットのEEPROMと併せて、超低ノイズのデジタルマイクも組み込まれている。
開発者は、RSL10センス&コントロール・モバイルアプリケーションを使用することで、RSL10センサ開発キットに接続して、センサのモニタや、キットの機能の評価を行うことができる。また、このアプリは、センサデータをアップロードするための複数の商業用クラウドプラットフォームもサポートしている。
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