ABBをはじめ、Microsoftなどは、サイバーリスクを軽減し、運用制御技術(以下、OT)運用者にリソースおよびガイダンスを提供することを目的に、Operational Technology Cyber Security Alliance(以下、OTCSA)を設立した。進化する業界標準や法規制にOT業界が対応できるように、OTCSAは、サイバーセキュリティの変化やアップグレード、および統合に関連した開発のサポートおよびガイダンスの提供に取り組む。
OTCSAは、様々な業界のベンダーやOT運用者、IT・OT企業などが緊密に連携している。現在のメンバーは、ABB、Microsoftの他、Check Point Software、BlackBerry Cylance、Forescout、Fortinet、Mocana、NCCグループ、Qualys、SCADAFence、Splunk、Wartsilaだ。
OTCSAのミッションは、以下の通り。
- OT/IT相互接続のためのOT環境およびインターフェースサイバーセキュリティ態勢を強化
- IEC62443のような規則及び国際規格に明確に準拠したリスクマネジメントプロセス及びリファレンスアーキテクチャ/設計に基づいてOTインフラストラクチャをどのように保護するかについてOT運用者を先導
- 安全なOTシステムアーキテクチャ、関連インターフェース、セキュリティ機能に関するしてOTサプライヤの指導
- より安全で、よりセキュアな重要インフラの調達、整備、設置、運用、保守、および実施をサポート
- より安全でよりセキュアな重要インフラの導入期間を短期化
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