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NTT Com、フルMVNO活用のeSIMによるモバイル通信プランを国内提供開始

NTT Com、フルMVNO活用のeSIMによるモバイル通信プランを国内提供開始

NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)では、昨年4月から、海外利用を中心としたフルMVNOサービス「IoT Connect Mobile」を提供してきた。フルMVNOとは、一般に「加入者管理機能(HLR/HSS)」を自ら保有し管理することで、より自由度の高いサービス提供を行うことができるMVNOのことである。フルMVNOは、自らSIMカードを発行できるようになるなど、柔軟なサービスの設計や提供が可能だ。

今回、同社は、日本国内でのIoT向け通信ニーズの高まりにより、「フルMVNO基盤」の運用を開始し、同基盤を活用したeSIMによるモバイル通信プランを、4月1日から提供開始する。eSIMとは、SIMの情報を書き換えることが可能な組み込み型の次世代SIMのことである。通常のSIMカードは、出荷後に内容を書き換えることはできないが、eSIMは、SIMカードを差し替えることなく、遠隔から通信プロファイルを書き換えることができる。

今回提供開始するプランの特長は以下の通り。

なお、下記のサービスを対象に、フルMVNOによるプランを追加する。

NTT Comは、「フルMVNO基盤」を活用して、IoT機器のさらなる小型化などを実現する物理的なSIMカードがないSIMであるソフトSIMの開発や、5Gおよびローカル5Gへの対応など、さまざまなニーズに対応した機能の提供を検討するとした。

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