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TISが「データ統合・利活用プラットフォームサービス」に3つの新機能を追加、潜在顧客セグメントを可視化を実現

TISが「データ統合・利活用プラットフォームサービス」に3つの新機能を追加、潜在顧客セグメントを可視化を実現

企業のデジタルマーケティングでは、個人情報保護改正やGDPR(EU一般データ保護規則)(※)の強化によるCookieやIPアドレスの利用制限、パーソナルデータの適正な取り扱いを求める意識が拡大する中で、スマホを中心に急速に変化し続ける消費者行動把握と施策実施後の検証方法の確立が求められている。また、データのハンドリングや分析を行うための慢性的な人材不足も課題になっている。

TIS株式会社は、企業のデジタルマーケティング強化を支援するソリューション群「TIS MARKETING CANVAS」を提供している。TIS MARKETING CANVASは、顧客接点(チャネル)から、データの収集・分析と、それを活用した施策実行までを実現する全社統合型マーケティングプラットフォームである。

TIS MARKETING CANVASの全体イメージ

そしてこのほど、TIS MARKETING CANVASの中核サービス「データ統合・利活用プラットフォームサービス」に、新メニューである「オープンデータパターン分析」「マーケティングAI」「名寄せ/データクレンジング」を追加し、6月中旬以降順次リリースすることを発表した。

データ統合・利活用プラットフォームサービスは、オンライン・オフライン・スマートフォンなど多様化・複雑化する顧客接点で発生する行動データと社内に散財するデータを顧客軸で統合し分析することで、顧客体験を高度化するための統合型マーケティングプラットフォームサービスである。今回追加された3機能の詳細は以下の通り。

今回のメニュー拡張により、「安全に活用可能なサードパーティデータの収集」「データの統合」「AIを活用した予測モデルでの分析」が連携可能になり、これまでの手法では見えなかった潜在顧客セグメントの可視化と、マーケティングオートメーションなどとの連携したフィードバックのサイクル化を実現する。

今後TISは、新メニューを追加したデータ統合・利活用プラットフォームサービスを、多くの顧客情報を所有しオムニチャネルでの利活用を志向するリテール企業、金融・カードなどのサービス事業者向けに展開していくとした。

※ GDPR:General Data Protection Regulationの略。日本語では「一般データ保護規則」を意味し、EU(欧州連合)で2018年5月より施行。EU内のすべての個人のために、個人データのコントロールを取り戻し、保護を強化することを意図している。

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