株式会社ソラコムは、ソラコムクラウドカメラサービス「ソラカメ」において、動きがあった時だけカメラ映像をクラウド録画する「クラウドモーション検知『無制限』録画ライセンス」と、Wi-Fiルータ、データ通信SIM、ソラカメ対応カメラがセットになった「モーション検知録画スターターキット」を、2023年6月28日より提供開始する。
「ソラカメ」は、設置が容易なWi-Fiカメラで、クラウド録画を利用できるカメラサービスだ。
電源とWi-Fiがあれば、専用のスマートフォンアプリで初期設定でき、カメラのライブ映像や録画の閲覧ができる。
カメラ設置の際、既設のWi-Fi環境にセキュリティ上のルールによりつなげられない、もしくは負担をかけたくないケース、屋内外などのネットワークの敷設のない場所でカメラを活用するケースでは、セルラー搭載のWi-Fiルータの併用が選択肢となる。
ソラカメの「クラウドモーション検知無制限ライセンス」は、カメラの動画を24時間常時保管するのではなく、カメラが動体を検知した瞬間からカメラの撮影範囲から動体が消えるまでの動画だけをクラウド上に保存する。
「モーション検知録画スターターキット」は、「クラウドモーション検知無制限ライセンス」に、産業用 LTE Wi-Fiルータ「UD-LT2」とデータ通信SIMがセットになったパッケージサービスだ。「ソラカメ」と使うことで、Wi-Fi環境のない場所でもクラウド型カメラを利用することができる。
対応機種は、ソラカメ対応カメラとなっているアトムテックの「ATOM Cam 2」と「ATOM Cam Swing」の2機種だ。
料金は、初期費用として、モーション検知録画スターターキット（ATOM Cam2付）が税込34,428円、モーション検知録画スターターキット（ATOM Cam Swing付）が税込35,929円で、月額費用が、クラウドモーション検知無制限録画ライセンス（7日間）税込990円、SORACOM Air for セルラー planDU DU-50GBが税込3,190円だ。
なお、請求は、ソラカメやIoTプラットフォームSORACOMの費用とまとめて一本化することができる。