ifm efector株式会社は、ToF式光電距離センサ「新OGDシリーズ」の測定距離とスピードがアップグレードしたタイプを2023年8月より発売する。
新しいOGDシリーズは、PMDタイムオブフライト式技術によるミリ単位の距離測定により位置や方向チェック、部品検出などの工程の稼働率向上をサポートする。また、距離値と同時に反射率値を出力できるので、仕分けタスクの物体認識など、使用アプリケーションの幅も広がる。
さらに、アプリケーションに合わせて応答速度を3つの動作モードから選択設定できるので、何種類もの距離センサをストックしておく必要が無くなり、在庫スペースや管理工数が削減できる。従来のメタル外装の他、レンズも含め全面プラスチック外装のタイプも新登場した。軽量で耐衝撃性の高いプラスチック製に加え、干渉防止機能により無人搬送車(AGV)やロボットなどにも使用できる。
また、センサを近くに配置しても干渉を回避するシーケンスモードを搭載しているほか、プロセス値を2色表示しIO-Linkで伝送する。取付けは、2か所の通し穴または標準搭載のM18ねじ部を使用して簡単に取り付けられる。
ifm efectorは、同製品の販売目標として2025年までに年間10,000個を目指している。
なお、同製品の標準価格は、43,000円~55,400円(税別)となっている。
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