株式会社東北システムズ・サポート(以下、TSS)は、「スマートRFIDアンテナシリーズ」において、新ラインアップ「flexerBOX(フレクサーボックス)」をリリースする。
従来の固定型RFIDアンテナの多くは、筐体内部に複数のパッチアンテナが取り付けられており、Nullポイントと呼ばれる読み取りできない隙間が発生してしまう課題があった。電波の出力を上げることでNullポイントをカバーできても、想定外のエリアに電波が漏れ出て誤読する懸念があった。
そこで「スマートRFIDアンテナシリーズ」では、切れ目がない独自設計のアンテナにより、特定エリアだけに高密度な電波が照射することができるようにした。これにより、Nullポイント発生および誤読を防ぐ。
今回発表された「flexerBOX」は、フレキシブルな設置が可能なラインアップだ。本体は高さ130cm、3.1kgの軽量設計で、床やスタンドへ立てる、テーブルや棚へ置く、天井や壁へ固定するなどの設置が可能だ。
また、VESAマウントに対応しており、壁やスタンドへの固定や角度調整もでき、アンカー工事不要で設置できるため、床への穴開けが制限される場所への導入を可能にする。
なお、2024年4月24日から東京ビッグサイトで開催される「第33回 Japan IT Week:第13回 IoTソリューション展」で、同製品のデモンストレーションが展示される予定だ。
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