アドバンテック株式会社は、最新のインテルAtomプラットフォームを搭載した薄型の産業用マザーボード「AIMB-219」の発売を開始した。
「AIMB-219」は、IoTエッジ向けの電力効率の高いプロセッサインテル「Core i3-N305」「Atom x7000E シリーズ」「N シリーズ」を搭載しており、前モデル「AIMB-218」と比べ、CPU性能で2.5倍、グラフィックス性能で2倍の向上を実現した。
また、最大8コア、ブースト周波数3.8GHz(基本周波数1.8GHz)、TDP15Wという効率性を実現したほか、最大32EUのインテルXeアーキテクチャを採用したインテルUHDグラフィックスを搭載しており、インテルCore Ultraプロセッサ「i3-8145U」と比べ、2倍の3Dマーク性能と優れた演算能力を提供する。
さらに、「Atom N97」を搭載したモデル「AIMB-219N9F-LDA1」は、前世代のAtomと比較して、CPU性能が1.6倍、グラフィック性能が2倍に向上しているとのことだ。
動作温度範囲はファンレスとして−20〜70℃をサポートしており、静音性、MTBF、メンテナンス性の向上に貢献する。またファンレス設計で、静音動作が不可欠な環境でも使用することができる。
他にも、3画面(DP/HDMI/LVDSもしくはeDP)の映像出力ポートや、USB、LAN、COMポートに加え、ワイヤレスやストレージモジュールの接続用としてM.2 B/E-Keyを搭載している。加えて、シリアルポート経由でccTalkおよびTTLプロトコルをサポートしている。
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