株式会社Braveridgeは、福岡県糸島市(以下、糸島市)、福岡県、(公財)福岡県産業・科学技術振興財団 社会システム実証センター(以下、社会システム実証センター)と連携し、糸島市をフィールドとしたLoRaWANネットワークの環境整備を行い、公共サービスの実証実験を開始した。
なお、この取り組みは「福岡県IoT推進ラボ」の平成29年度の補助事業を活用。LoRaWANネットワークは、Braveridgeが糸島市の協力の元、市内20箇所の公共施設へゲートウェイを設置し、生活圏を中心に市内70%(5月末に市内90%)のエリアをカバーしている。
今回、実証実験が開始された公共サービスは以下の通りだ。
- 「見守り」:見守り対象の位置をパソコンやスマートフォンの地図上で確認(児童、ペット、自転車など)
- 「水位管理」:農業用水、ため池などの水位警告をメール通知、パソコンやスマートフォンの地図上で確認
- 「バス管理」:コミュニティーバスの通過情報を停留所に設置したデバイスで確認
- 「鳥獣捕獲檻管理」:捕獲檻の作動をメール通知、パソコンやスマートフォンの地図上で確認
サービスに用いるデバイスはすべてBraveridgeが開発・製造し、消費電力は電池で数か月~1年以上駆動、価格は各デバイス数万円以下だという。
【関連リンク】
・ブレイブリッジ(Braveridge)
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