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韓国電力公社(KEPCO)の「ビハインド・ザ・メーター」プロジェクト、ArmのIoTソリューションを採用

韓国電力公社(KEPCO)の「ビハインド・ザ・メーター」プロジェクト、ArmのIoTソリューションを採用

英Armは本日、韓国の公益事業会社である韓国電力公社(KEPCO)のメーターシステム変革プロジェクトにおいて、Armの各種サービスが同社に採用されたことを発表した。

複数年契約の一環として、ArmはIoTのソフトウェア/デバイス管理サービス、ハードウェアIP(設計資産)、コンサルティングの各種サービスを提供し、KEPCOにおける新たなスマート・ユーティリティの実現に貢献していくとした。

KEPCOの現行メーターシステムは、主に有線によって家庭のスマートメーターを接続しているが、Armはこうしたシステムの拡大に向けて同社と協業している。

「Arm Mbed IoT Device Management Platform」では、セキュアなコネクティビティとOTA(Over The Air)でのプロビジョニング、およびデバイス管理を行う。

このソリューションは、パブリッククラウドまたはプライベートクラウド、オンプレミス、あるいはハイブリッド環境のいずれの場合でも、企業がIoTデバイスを管理する際に必要となる柔軟性を提供する。

KEPCOは今後、Mbed IoT Device Platform、Arm Cortex-M33プロセッサ、およびArm TrustZoneテクノロジーを含むPlatform Security Architecture(PSA)を活用することで、セキュアなデバイスの開発、導入、管理を実現する計画だという。

Armは、KEPCOが数百万台のコネクテッド・ユニットを安全に実装、管理し、スマート・ユーティリティの新たなユースケースを推進するための包括的なIoTソリューションを提供するとして、以下のメリットをかかげた。

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