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パーソルP&T、旭化成の会議DXを目的にAIなどを活用したシステムを開発

パーソルプロセス&テクノロジー株式会社(以下、パーソルP&T)は、旭化成株式会社の会議のDXを推進することを目的とした、AIなどを活用したソリューションを開発し、技術トライアルを支援したことを発表した。

今回開発されたソリューションでは、発話量や発話衝突、話速等をリアルタイムで計測・可視化することができる。

パーソルプロセス&テクノロジー、旭化成の会議DXを目的にAIなどを活用したシステムを開発
発話量の割合や話速・声量等を可視化したダッシュボード

上記3つの計測結果に加えて、会議のアジェンダや発言されたキーワードもMicrosoft Teams上のダッシュボードに表示することが可能だ。

また、会議関連の情報をテキスト及び、画像や動画ファイルからもキーワードで検索することが可能だ。Microsoft AzureのAI技術を活用し、過去の会議資料のファイルフォーマットに関係なくアノテーションを実行。全文検索を可能にした。

この機能によって、会議中でも必要なタイミングで必要な情報にアクセスできるようになる。

その他にも、既存技術を活用して、「会議日程の自動調整」「会議開催の適正化」「議事内容の自動送信」などが可能だ。

日程調整を提案している画面

現在、旭化成は、技術トライアルの結果を踏まえた会議DXソリューションの開発を進めているという。今後は、2023年4月以降に社内ユーザと業務試行を行い、その後、全社展開を目指す。

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