株式会社日立ソリューションズ・テクノロジーは、同社の音声テキスト化ソフトウェア「Ruby Dictation」に、用例文を用いた追加学習機能を、既存のLinux製品版に続きWindows版にも適用拡大すると発表し、販売を開始した。
「Ruby Dictation」は、発話音声をや録音音声をテキスト化するソフトウェアだ。認識結果は、テキスト以外にタイムスタンプ、形態素名、信頼度等を含んだメタ情報として得られ、既存システムとの連携も可能だ。
今回発表された新機能により、Windows PC単体で単語学習と用例文を用いた追加学習が可能で、専門用語や同音意義語を正確に認識できる音声認識が提供できるようになる。
強化の効果としては、専門性の高い用語や同音異義語の認識が向上し、使用例や業界固有の言い回しとの関連付けが強化されるほか、前後の文脈を理解し、正確な認識が可能になる。
また、サーバを用意することなく、スタンドアローンでの学習と音声認識が利用可能だ。
さらに、機能強化により向上した認識精度と生成AIと組み合わせることで、質の高い要約やデータ分析を実現するとのことだ。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。