西武鉄道株式会社は、株式会社エクサウィザーズのグループ会社である株式会社Exa Enterprise AIが提供する、法人向けChatGPTサービス「exaBase 生成AI」を導入したと発表した。
「exaBase 生成AI」は、法人が生成AIを利用するうえで課題となっているセキュリティやコンプライアンス面に配慮したChatGPTサービスだ。管理者側で利用状況の把握、禁止ワードの登録などに対応している。
また、それぞれのユーザが、生成AIの利用でどの程度の生産性を向上させたのかを推定しており、画面からグラフ形式で確認することができる。
さらに、生成AIを自社独自のデータを基に活用することも可能だ。利用者や管理者が自社独自のファイルをアップロードしたうえで、その内容を基にして対話・生成が利用できる機能も装備している。
今回西武鉄道は、車両部や建設部などの6部門において、車両に関わる設備の保守・管理などの業務を行う中で出てくる社内問い合わせへの対応などにおいて生成AIを活用するという。
なお、高い回答精度が求められる部門においては、AIソフトウェア開発環境「exaBase Studio」でのデータ連携の実現に向け、POCに取り組んでいるとのことだ。
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