株式会社NTTデータ イントラマート(以下、イントラマート)は、オリックス株式会社とアライアンスパートナー契約を締結し、オリックスの「PATPOST」と、イントラマートの「Accel-Mart Quick」のAPI連携を発表した。
「PATPOST」は、生成AIを活用したAI-OCR技術により、文字をテキストデータに変換してクラウド上のストレージにビジネス書類を保管するサービスだ。保管された書類は、項目の検索が可能だ。
一方、イントラマートが展開する「Accel-Mart Quick」は、紙文書を電子化するアプリから、基幹システムの周辺で利用する業務アプリまで、ローコード・ノーコードで内製開発できるクラウド型の開発プラットフォームだ。
今回「PATPOST」と「Accel-Mart Quick」をAPI連携することで、顧客企業に対し、複数部門間で契約・証憑のワークフローの一元管理や、ドキュメント管理場所の統合など、全社的な業務プロセスの効率化やガバナンス強化につながる支援策を提供する。
具体的な導入例としては、全社的な経理・請求業務の一元管理を目的に、複数部門が保有する経理・請求関連書類を一律で「PATPOST」に保管し、「Accel-Mart Quick」で各部門から支払業務の依頼や決裁を実行するといったことや、全社的な契約業務のワークフロー管理を目的に、「Accel-Mart Quick」で契約に関する承認や捺印などのプロセス管理を行い、「PATPOST」で承認証憑や契約締結済文書を一元管理・検索するといった例が挙げられている。
なお、「PATPOST」と「Accel-Mart Quick」をつなぐ連携コネクタは、2025年8月のリリースを予定しているとのことだ。
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