株式会社プロディライトは、同社が提供するクラウドPBX「INNOVERA 2.0」において、電話業務の効率化に役立つ機能を新たに5種追加した。
「INNOVERA」は、会社の代表電話など、市外局番の発着信をはじめ、固定電話の機能がそのままスマホやPCで使えるIP電話システムだ。
今回追加されたのは、「INNOVERA」のオプションサービスであるIVR(自動音声応答)と、音声のテキスト化に関するアップデート機能だ。
具体的には、管理画面でIVRの使用回数を分岐別にグラフや表で確認できるようになった。
これにより、よく選ばれているメニューや離脱しているポイントの把握、時間帯や曜日ごとの傾向分析などに活用することができる。
また、ユーザプラットフォームへのピアデバイス機能が追加された。
ユーザプラットフォームとは、ユーザが「INNOVERA」の着信履歴や電話帳の確認を行う画面のことだ。その画面上で、他の端末やシステムと直接通信をする「ピアデバイス機能」を使い、検索した相手のリアルタイムのステータスが一目で確認できるようになった。
ステータスは「通話待機」「保留中」「通話中」の3種類で、電話をかける前に相手が電話に応答できる状態かどうかを把握することができる。
さらに、これまで着信拒否は自社の番号1つに対しての拒否設定という形でしか行えなかったところ、一度の操作によって会社全体で特定の番号の着信拒否設定ができるようになった。
他にも、録音音声の即時テキスト化や、IVR入力受付時間の設定といった機能が追加された。
プロディライトは、今後もニーズに合わせて機能のアップデートやサービスの拡充を図っていくとしている。
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