株式会社ジーニーは、同社が提供する営業管理ツール「GENIEE SFA/CRM」に、「リレーションマップ」機能を追加したことを発表した。
「GENIEE SFA/CRM」は、顧客管理・商談管理・データ分析を入力せずに行うことができるSaaS型プロダクトだ。AIとかけ合わせ入力負担を軽減しながら、情報蓄積することができる。
今回追加された「リレーションマップ」は、顧客同士の人的つながりと組織内の関係性を図式化して表示する機能だ。関係者が多く複雑な営業案件において、キーマンの特定や意思決定プロセスの把握を可能にする。
具体的には、顧客情報を登録する際に、関係者同士のつながりや組織内での位置関係を入力することで、関係性を図式化し、人脈構造を把握できる状態で表示する。
また、各人物に対して部門や役職ランク、キーマン情報など、営業活動において重要な情報をタグとして付与できる。
これにより、営業アプローチの際に相手の立場や興味関心を踏まえた最適なコミュニケーション戦略の立案を支援する。
さらに、可視化された人脈図から影響力の強い人物や意思決定に関わる重要人物を特定し、効果的なアプローチルートを設計することが可能だ。過去の商談履歴と組み合わせることで、成功パターンの分析と再現が可能になる。
今後は、AIを活用して組織図自体を自動で作成したり、構築したリレーションマップをもとに具体的な行動計画をサジェストしたりなどの機能強化を計画しているとのことだ。
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