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ドコモと日揮、ドローンやIoTを活用したプラント設備点検・建設管理に向けて実証を検討

ドコモと日揮、ドローンやIoTを活用したプラント設備点検・建設管理に向けて実証を検討

国内の石油精製や化学プラントの多くが稼働開始から30年以上経過し、保守点検の需要が高まっているが、点検にかかるコストや、高所設備における点検員の安全確保が課題となっている。また大規模プラント建設では、工事の品質や進捗を管理する際、現場監督者と本部との情報共有が重要になるが、海外の大規模建設プロジェクトなどでは、工事進捗情報の精査や管理が煩雑になることから効率化やデジタル化が求められている。

そこで、株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)と日揮株式会社は、石油精製や化学などの大規模プラントに対する設備点検や建設管理を対象に、ドローンやIoTなど新たなテクノロジーを活用した実証と事業創出に向けて検討を実施する。両社のアセット・ノウハウを活用して、以下の課題解決と事業創出を検討する。

両社はこれまで、石油精製や化学プラントなどの顧客に対してドローンやIoT活用に向けた協議・実証実験を進めてきた。今回の合意により両社の連携をさらに強化し、ドコモが有するドローンなどのIoT関連機器やAI、5G通信に関する技術・ノウハウと、日揮が有するAIやIoTなどのデジタル技術の活用ノウハウを組み合わせることで、プラント建設・操業の効率化を実現し、新たなプラントIoT事業の創出を進める。

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