Avestec Technologies Inc.は、位置推定と点群データを生成するKudan株式会社のLidar SLAMアルゴリズム「KdLidar」を採用した飛行ロボット「SKYRON V.2」の販売を開始すると発表した。
飛行ロボット「SKYRON」は、超音波深度測定と外観検査が可能な飛行ロボットだ。
「SKYRON」は当初、超音波深度測定など、接触ベースの測定のために開発されたが、検査要件を満たすだけでなく、Avestecの飛行ロボットとAIベースのソフトウェア「Avesoft」を使用することで、検査プロセスをデジタル化することを目指した。
今回発表された「SKYRON V.2」は、KdLidar独自のマルチセンサーフュージョンアルゴリズムを活用し、センシング中の様々なモーションモデルを管理することに長けており、様々なセンシングモダリティにおいて高品質な点群データを生成することができるようになった。
Kudan USAのCEOであるJuan Wee氏は、「このパートナーシップは、ハードウェアとソフトウェアの両面で業界をリードする両社の企業連携の結果だ。強力かつ高精度なエンド・ツー・エンドの3Dマッピング・ソリューションを生み出し、市場に新たな基準を打ち立てるものとなる。」と述べている。
また、AvestecのCEOであるReza Tavakoli氏は、「センサーフュージョン技術の革新は、検査、自律航法、ロボット工学にこれまで以上の可能性をもたらす。今回発表されたKudanとのソリューションは、世界市場でのさらなる拡大に向けて不可欠なステップだ」とコメントしている。
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