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テキサス・インスツルメンツ、Industry 4.0向けマルチプロトコル・ギガビット・TSN対応のプロセッサ製品を発表

テキサス・インスツルメンツ、Industry 4.0向けマルチプロトコル・ギガビット・TSN対応のプロセッサ製品を発表

日本テキサス・インスツルメンツは、マルチプロトコル・ギガビット(Gb)タイム-センシティブ・ネットワーキング(TSN)に対応したプロセッサ製品ファミリを発表した。

新製品のSitara「AM6x」プロセッサ製品ファミリは、ファクトリ・オートメーション、モーター・ドライブやグリッド・インフラストラクチャなどで使用されるIndustry 4.0への急激な需要に対応するために開発されたArm Cortex-A53 コアのバリアントをクワッド構成やデュアル構成で内蔵している。

Sitara「AM6x」プロセッサ製品は、各種のTSN標準規格や、その他の産業用プロトコル向けに、専用のサブシステムでギガビットのスループット・レートをサポートし、Ethernetとリアルタイムのデータ・トラフィックを単一のネットワーク上でまとめてサポートする目的で開発された。

この機能はIndustry 4.0の各種アプリケーションのリアルタイム通信に重要であるとともに、ソフトウェアで再設定できる工場内のサイバー・フィジカル・システムを可能にするという。

「AM6x」プロセッサ製品の特長は以下の通り。

TIでは、Sitaraプロセッサをベースとした複数の開発キットを提供している。

「AM6548」プロセッサ製品の量産サンプルは注文受付中で、AM65Xの量産サンプルは、2019年後半より1,000個受注時の単価(参考価格)22.50ドルで販売予定とのことだ。

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