株式会社安川電機は、メカトロニクスの技術にデジタルデータのマネジメントを加えることで、生産性の向上などの経営課題の解決を実現するソリューションコンセプト「i3-Mechatronics(アイキューブメカトロニクス)」を推進している。「i3-Mechatronics」とは、「新たな産業自動化革命の実現」に対するソリューションコンセプトであり、Integrated(統合的)、Intelligent(知能的)、Innovative(革新的)という特徴を持つソフトウェアとハードウェアを融合させたソリューションを提供している。
また、株式会社YE DIGITALは社会インフラや教育などの非製造業向けのIoT技術を持ち、同技術を活用しながら製造業におけるネットワークからクラウドまでの幅広いサービスを展開している。
今回、安川電機とYE DIGITALは、製造業における工場や物流等の自動化に関するIoTソリューション事業において、合弁会社「株式会社アイキューブデジタル」を設立することを合意した。
安川電機のACサーボ、インバータ、ロボットといったメカトロニクス技術・製品と、同合弁会社に移管されるYE DIGITALのIoT技術を融合することで、「i3-Mechatronics」を軸とした製造業向けのIoTソリューションの強化を図り、「i3-Mechatronics」のビジネスモデルの変革をさらに加速させるとしている。
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大学卒業後、メーカーに勤務。生産技術職として新規ラインの立ち上げや、工場内のカイゼン業務に携わる。2019年7月に入社し、製造業を中心としたIoTの可能性について探求中。