製造業の現場において生産設備の生産効率を向上させるためは、セルを構成する様々な機器などからバラバラにデータを集めるのではなく、統合的かつ時系列に収集する必要がある。
そこで、株式会社安川電機は、これまでの自動化ソリューションにデジタルデータのマネージメントを加えた新たなソリューションコンセプト「i³-Mechatronics(アイキューブ メカトロニクス)」を2017年に提唱している。
その一環として、装置や産業用ロボットなどで構成された「セル」の様々なデータを時系列に同期し、統合的に制御する「YRM-X(テン)コントローラ」を2021年6月9日より発売開始した。
この「YRM-Xコントローラ」と、時系列に同期されたデータの収集・解析を一括して行えるソフトウェアツール「YASKAWA Cockpit」を連携させることにより、高速かつリアルタイムに分析したデータのフィードバックを行うことができる。

