THK、製造業向けIoTサービス「OMNIedge」のプライベートクラウドの対応を開始

THK株式会社は、製造業向けIoTサービス「OMNIedge（オムニエッジ）」を提供している。「OMNIedge」は、現場で稼働している装置の機械要素部品にセンサを後付けして、部品の状態を数値化し、予兆検知を実現するIoTサービスだ。

対応部品はLMガイド、ボールねじ、アクチュエータなどの直動部品をはじめ、モータ、ポンプなどの回転部品とラインナップ展開している。

そうした中THKは、「OMNIedge」のプライベートクラウドの対応を開始する。ユーザ専用のプライベートクラウドに対応することで、より強固なセキュリティと拡張性および、多台数で運用できる環境を提供する。

ユーザ専用のクラウドサーバを用いることで、特定ユーザのみが閉域網でアクセスできる環境を構築している。また、専用SIMによる無線通信を活用しており、棟内工事は不要で、短期間導入することが可能だ。

さらに、優先的にTHK工場に交換部品の製造を手配できる特典｢製造ゼロ待ちチケット｣や、予兆検知機能が働かず機械要素部品に損壊が発生した場合の補償｢IoTリスク補償｣といった、クラウドサービスならではの特典が利用できる。

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