日本能率協会グループのアツラエは2月28日、工場や倉庫などで働く従業員の健康状態をモニタリングするサービス「Factory Aile(ファクトリーエール)」に、アップルウォッチのセットプランの提供を開始したと発表した。
「Factory Aile」は、従業員にアップルウォッチを装着してもらうだけで、機器から取得されるヘルスケアデータで、従業員の健康状態を把握できる工場や倉庫などの職場環境向けヘルスケアサービス。
取得されたヘルスケアデータは蓄積され、管理者は従業員の活動量や健康状態をモニタリングすることができる。専用のウェブサイトを通じて、装着者一人一人の心拍数や血中酸素ウェルネスのトレンドをグラフで確認が行える。異常数値や転倒を検知した場合には、管理者や周囲の人に通知することも可能。高所や高温な場所での作業や一人作業時の安全対策や従業員の健康管理で活用できるという。
今回、新たに導入した「Factory Aile-Apple Watch付きプログラム」は、2年間利用することを条件に、追加の費用は不要で「Apple Watch series 8」を5台導入できるプログラムになる。ケースのサイズ、バンド、カラーを選ぶことはできない。
利用料は、初期導入費用(専有環境構築、アプリケーションファイル提供、導入サポート)が、50万円。環境利用費用(環境保守、システム運用、問い合わせ)は利用ユーザー 50名までが月額30万円、51~500名までは同50万円、501名以上は個別の問い合わせになる。
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