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カミナシの帳票デジタル化サービスをセブン-イレブンの製造メーカ139社に導入、成果を発表

カミナシの帳票デジタル化サービスがセブン-イレブンの製造メーカ139社に導入、成果を発表

株式会社セブン‐イレブン・ジャパン(以下、セブン-イレブン)の主力商品は、セブン-イレブンが提携する全国の製造メーカ63社・176工場によって製造・提供されており、衛生や品質管理が求められている。

しかし、多くの製造メーカでは、衛生・品質管理にまつわる記録は紙帳票を用いて行われ、記録の形骸化や回収、保管などの業務負荷が課題であったという。

また、セブン-イレブンにとって製造メーカは独立した取引先のため、ITツールの導入は各社で行う必要があった。さらに、製造メーカには専任のIT担当者がいない場合も多く、現場担当者自ら導入できるツールを中心に選定されていた。

そうした中、株式会社カミナシは、セブン-イレブンの弁当・惣菜を製造するメーカ各社139の工場に、紙の帳票をデジタル化するサービス「カミナシ」が導入されたことを発表した。

「カミナシ」は、工場や店舗で使われている紙の帳票を、ノーコードでデジタル化し、作業の標準化やチェックデータのリアルタイムな一元管理を行うことができるサービスだ。

今回、「カミナシ」を導入したことにより、品質管理業務の実行状況が可視化され、工場全体の品質管理状況を把握できるようになった。

具体的には、「カミナシ」上でのスケジュール設定により、点検・記録漏れの予防が可能になったほか、逸脱があった場合は、アラート機能により工場管理者にリアルタイムで通知されるようになった。

これにより、ミスや異常を迅速に把握することができ、工場全体の衛生管理レベルが向上したという。

また、「カミナシ」導入後、工場では紙帳票の印刷や回収、保管の時間、工場内の各所へ出向いて紙帳票を確認する必要がなくなり、工場管理者の作業時間が短縮された。

さらに、従業員の多国籍化が進む工場では、「カミナシ」の多言語翻訳機能を活用することで、外国人従業員も母国語による作業手順の確認や記録が可能になった。

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