THK株式会社は、同社が提供する設備総合効率(OEE)最大化プラットフォーム「OMNIedge(オムニエッジ)」において、保全一元管理ツールの提供を開始する。
「OMNIedge」は、センサなどのハードウェア、通信機器一式にAIソリューションをセットで提供する、パッケージ型のIoTソリューションサービスだ。
今回発表された「保全一元管理ツール」では、設備や保全に関するデータ(保全履歴、修理の進捗状況、定期点検の通知、ワークフローなど)をクラウド上で一元管理して、保全活動の総合的な管理・運用をサポートする。
設備や保全の情報を紐づけてクラウド上で一元管理することで、過去のメンテナンス履歴から最新の状況まですぐにアクセスできるため、データの管理工数を削減することができる。
例えば、「保全一元管理ツール」上で設備の不具合や修理の進捗状況を関係者とタイムリーに共有することで、突発的な設備の故障にも対応することが可能だ。
また、日常点検のスケジュールをカレンダー上で一元管理しながら、関係者へ自動でリマインド通知することもできる。
これにより、従来の状態基準保全(CBM)を実現させるソリューションに加えて、時間基準保全(TBM)や事後保全(BM)などもサポートする。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。