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FFPA、SRF無線プラットフォーム通信規格の認定製品を4種15製品に拡大

FFPA、SRF無線プラットフォーム通信規格の認定製品を4種15製品に拡大

製造現場のIoT化を推進する非営利の任意団体フレキシブルファクトリパートナーアライアンス(以下、FFPA)は、製造現場の多様な無線システムを共存させるSRF(Smart Resource Flow)無線プラットフォームの通信規格に準拠する製品を認定する認証プログラムを実施している。

SRF無線プラットフォームでは、Field Managerと呼ばれるコントローラ、SRF Gateway、SRF Device、SRF Sensorなどの機器でシステムが構成されており、それぞれの機器には、設定、ポリシー制御、監視を行う機能が実装されている。

SRF無線プラットフォームの構成図

指定のテストサイトが実施する適合性試験、相互接続性試験では、テストツールや参照デバイスを用い、機器間でやりとりされるメッセージが通信規格に適合していること、適切に通信が行われていることなどを検証する。FFPAは試験結果を審査し、適合した製品に対して認証登録し、ロゴ(トップ画)の付与を行う。

そして今回FFPAは、指定のテストサイトが行った適合性試験、相互接続性試験の結果をもとに、SRF無線プラットフォーム通信規格の技術仕様Ver.1.1に準拠した製品群を新たに認定した。

新たに認定された製品は、「Field Manager」「SRF Gateway」「SRF Device」の3種7製品で、認定製品はトータル4種15製品に拡大した。

認定された製品が普及することにより、製造現場に混在している多様な規格、世代、ベンダーの無線システムが共存及び協調でき、可視化や統合管理が可能となる仕組みを構築しやすくなるとのことだ。

また、無線通信を管理するコントローラは、認定されたマルチベンダーの無線機器を監視、制御することが可能となる。

なおFFPAは、2024年5月29日から31日に東京ビッグサイト西3・4ホールで開催される「ワイヤレスジャパン2024×ワイヤレス・テクノロジー・パーク(WTP)2024」に出展し、SRF無線プラットフォームおよび認証プログラムに関連する展示を行う予定だ。

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