株式会社Specteeは、製造業のサプライチェーン・リスク管理向けのサービス「Spectee Supply Chain Resilience」(以下、Spectee SCR)に、水害発生時にSNSに投稿された画像などから、リアルタイムに浸水の影響範囲を地図上に表示する新機能を追加し、2024年5月29日から提供を開始する。
今回追加された機能は、SNSに投稿された画像から浸水した場所や浸水の深さを割り出し、降水量や地形データなどと組み合わせて統合的に解析することで、氾濫発生からリアルタイムに浸水範囲と各地の浸水深を地図上に表示するものだ。
これにより、あらかじめ登録した拠点が浸水被害の可能性のある範囲に該当しているかどうかを即座に確認することができ、被害を受けた拠点の情報や取り扱っている製品・部品についても確認することが可能になる。
なお、Specteeが提供するAIリアルタイム防災・危機管理サービス「Spectee Pro」では、2022年から機能実装されており、実地調査を含めた自治体との共同検証や、衛星データと組み合わせて被災時の街の浸水状況を3Dで再現する取り組みなども進めているとのことだ。
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