TIS株式会社は、同社が提供するAIを活用した「予測型経営DXサービス」に、在庫適正化支援機能を追加したことを発表した。
「予測型経営DXサービス」は、社内外のデータを収集・加工し、AIを活用して需要を予測することで、その予測結果に基づいて経営の意思決定を支援する製造業向けクラウドサービスだ。
今回追加された在庫適正化支援機能は、過去の販売実績データからAI需要予測の精度を計算し、製造リードタイムやロットサイズ情報を使用して、適正な在庫数量を自動提案する。
さらに、在庫実績と適正在庫数量をグラフ化することで、在庫適正化の効果を視覚的に確認できる。
これにより、販売機会損失を回避しながら在庫数量を最適化するほか、「予測型経営DXサービス」が提供するAI需要予測と組み合わせることで、適正在庫に基づく需給連携による購買計画や生産計画の最適化する。
今後TISは、「予測型経営DXサービス」において、AI予測を活用した客観的な数値に基づくデータドリブン経営実現を支援するとともに、基幹システムへの組込みや適用領域の拡大を目指すとしている。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。