Scene株式会社は、製造業におけるAIアシスタント機能「Scene AI」のベータ版をローンチした。
「Scene AI」は、社内に散在する情報をAIが探索し、質問に回答するソリューションだ。過去のトラブル情報や設計の討議内容など、様々な知見を把握し、活用できるようになる。
例えば、新規設計の際に、関連した過去情報を参照したい場合、「Scene AI」がワードやPDF、エクセルで書かれた仕様書や設計書を検索して提示してくれる。
また、迅速な対応が求められるトラブル時には、過去に各拠点で発生したトラブル事例や類似案件を探し出す。
なお、デザインレビューや設計レビューを支援するソリューション「Issues」と「Scene AI」を連携することで、設計レビュー業務で蓄積した知見を再度利用することも可能だ。
また、設計内容が確定していく経緯やその議論が残るため、設計意図を確認することもできる。設計レビューで活用したワードやエクセルで書かれた資料も、AIでの検索対象となるため、レビュー業務を行えば行うほど、「Scene AI」が支援できる領域や業務を拡大することができるとのことだ。
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