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ALSI、エンジニアリングチェーンのDXを推進するソリューションを提供

ALSI、エンジニアリングチェーンのDXを推進するソリューションを提供

多くの製造業では、設計、生産技術、製造といったエンジニアリングチェーンを構成する各部門が、異なるシステムを導入することでの「システムのサイロ化」が発生している。

このサイロ化は、部門間の情報連携を阻害し、開発から量産までのリードタイムを長期化させる要因となっている。

こうした中、アルプス システム インテグレーション株式会社(以下、ALSI)は、同社が提供するエンジニアリングチェーンマネジメント(ECM)ソリューション「ECOAS(エコーズ)」シリーズの新ラインナップとして、「ECOAS製品化計画マネジメント」と「ECOAS設計変更マネジメント」の提供を、2025年7月1日より開始する。

今回提供を開始する2つの新システムは、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマートが提供するシステム共通基盤「intra-mart」上に構築された、ECMのDXを推進するソリューションだ。

既に提供中のクレーム管理システム「ECOASクレームマネジメント」と連携することで、アナログな運用や孤立化したシステムによって発生していた情報リードタイムの短縮とフロー品質の向上を実現する。

「ECOAS製品化計画マネジメント」は、製品化計画の立案から量産開始までのタスク・成果物・スケジュール・承認プロセスを管理するソリューションだ。

具体的には、タスクの進捗管理、多段階の承認フロー、チーム内の円滑なコミュニケーション、プロジェクトKPI管理、ドキュメント・成果物の一元管理といった機能を提供し、製品開発プロセス全体の可視化と統制を強化する。

一方「ECOAS設計変更マネジメント」は、製品の仕様・価格などの変更に伴う指示や承認プロセスを管理するソリューションだ。

変更リクエストの提出から影響分析、レビュー、承認までの一連のワークフローを可視化することで、変更プロセスにおける手戻りや認識齟齬を排除し、品質リスクの低減に寄与する。

さらにALSIは、これらのシステムに蓄積された多様なデータを「品質ナレッジ」として利活用できるインターフェースを提供することで、継続的な改善サイクルを促進するとしている。

システム構成図
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