ソフトブレーン、アフターサービス向け顧客管理システムにIoTサービスを追加

ソフトブレーン株式会社は、アフターサービス向け顧客管理システム「esm service」の新機能として、設備機器の稼働状況を監視し異常状態を未然に検知する機能「esm IoT」の提供開始を発表した。

「esm service」は、アフターサービス業務に特化した顧客管理システムだ。産業機械、工作機械、医療機器、OA機器等の製造業や卸売商社向けに、納入機器のメンテナンス、保守、点検といったアフターサービス業務の管理ツールとして活用されている。

今回発表された「esm IoT」は、設備・機械の稼働状況をリアルタイムで監視し、「esm service」上で一元的に確認できる機能だ。

具体的には、現場に設置された様々な端末やセンサから、無線通信を通じて計測データを「esm service」に自動で集約する。

例えば、上下水道、太陽光発電、工場の生産設備、ビルの空調、医療用ガスといった設備の監視に対応する。

また、各種通信規格への対応や、必要に応じた基盤設計、ファームウェア開発も行う。

収集した計測データは、「esm service」のダッシュボードでリアルタイムにグラフ表示され、直感的に設備・機械の稼働状況把握が可能だ。

さらに、あらかじめ設定した閾(しきい)値を超えた場合など、異常の予兆を検知すると、自動でアラートメールが送信される。

そして、異常検知のアラートをトリガーに、「esm service」の「アサイン機能」を用いて対応可能な作業員を即座に調整し、現場へスムーズに派遣することができる。

現場の作業員は、スマートフォンなどから対象機材のQRコードを読み取ってメンテナンス状況や仕様を確認できるほか、作業完了後は、その場で作業内容を報告・登録することができ、メンテナンス履歴はすべて「esm service」に蓄積される仕様となっている。

「esm service」と「esm IoT」の概要図

関連記事:製造業のアフターサービスにおいて、データ活用で業務効率化や新たな収益化に成功した事例3選

無料メルマガ会員に登録しませんか?

膨大な記事を効率よくチェック!

IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。 また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。

そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。

  • DXに関する最新ニュース
  • 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
  • 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
  • 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ

など、多岐にわたるテーマが配信されております。

また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。

無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。 ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。

無料メルマガ会員登録
モバイルバージョンを終了