日本電気株式会社(以下、NEC)は、自然言語処理と独自の映像分析技術を組み合わせることで、事前の動画撮影を不要とし、即日導入を可能にした「NEC デジタルツインソリューション 現場可視化・分析サービス」の拡充版を、2026年3月10日より提供開始したと発表した。
同サービスは、映像中の特定の作業行動や状況をテキスト入力のみでAIに認識させることができるものだ。
「荷物を棚から取る作業」や「機械の前に立っている状態」といった平易な文章を入力することで分析条件を設定できる。
また、運用開始後に少量の学習データを追加することで、現場固有の環境に応じた認識精度の継続的な向上が可能だ。
さらに、新たな分析ニーズが発生した際にもその場でテキストによる条件の追加や変更ができるため、現場の状況変化や経営施策の変更に対して柔軟に対応できる。
販売価格は税抜100万円からで、導入を検討する企業向けに、手持ちの作業動画をシステムにアップロードすることでAIによる分析を体験できる無償トライアル版の提供も開始している。
同社は今後の展望として、同サービスに業務プロセスマイニングやAIによる最適化シミュレーション、他の経営データと連携した経営判断支援など、より高度な分析機能を実装していくとしている。

