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日立情報通信エンジニアリング、IoT・OTを統合する「エッジAIゲートウェイ インテグレーションサービス」を提供開始

日立情報通信エンジニアリング、IoT・OTを統合する「エッジAIゲートウェイ インテグレーションサービス」提供開始

近年、製造業やプラントの現場では、高度な稼働把握や迅速な制御へのニーズが高まっており、リアルタイム性やセキュリティに優れたエッジ処理へのシフトと、将来的なAI活用が不可欠とされている。

一方で、エッジ環境でのデータ利活用には、IoTデータの収集、OTネットワーク設計、セキュリティ対応、ハードウェアの選定や導入・運用など複数の要素を総合的に設計・管理する必要があり、現場ごとの対応負荷が大きいという課題があった。

こうした課題を受け、株式会社日立情報通信エンジニアリングは2026年3月25日、現場におけるIoTデータ利活用を容易かつ安全に実現し、設備全体の生産性向上を支援する「エッジAIゲートウェイ インテグレーションサービス」の販売を開始したと発表した。

同サービスは、現場の各工程に分散して導入されてきたIoTデータ収集、OTネットワーク、OTセキュリティ、および将来的なエッジAI活用の基盤を、ひとつの仮想基盤上に統合して提供するインテグレーションサービスだ。

工程やベンダーごとに独立していた設備データを横断的に活用可能とし、複数ベンダーにわたる機器を個別に調整することなく、現場データを安全かつリアルタイムに活用することができる。

また、仮想基盤のハードウェアにはシスコシステムズ合同会社の「Cisco Unified Edge」を採用しており、拡張性と柔軟性を備えたエッジ基盤を実現している。

これにより、従来、工程ごとに分散導入されていたハードウェアを集約し、仮想化基盤上で機能を柔軟に配置・拡張できるため、製造やプラント工程の増設・構成変更時における導入および運用負荷を低減する。

さらに、セキュアなOTネットワーク設計によって安心・安全なデータ利活用環境を確保し、設備全体の稼働状況把握や分析を通じて生産性の向上に寄与する設計となっているのが特徴だ。

「エッジAIゲートウェイ インテグレーションサービス」の概要図

日立情報通信エンジニアリングは今後、同サービスに自社の「エッジAIエンジニアリングサービス」を組み合わせることで、多様なユースケースへの対応を進めていく計画だ。

まずは、エッジにおけるデータ収集・統合基盤としての価値を提供しつつ、将来的なAI活用にも対応可能な拡張性を備えた基盤として、顧客の現場課題の解決とフィジカルAI時代に向けた持続的な価値創出に貢献していくとしている。

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