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Archaic、製造業の設計業務を自動化するAIエージェント「CAD AI Agent」を発売

Archaic、製造業の設計業務を自動化するAIエージェント「CAD AI Agent」を発売

株式会社Archaicは2026年6月16日、製造業の設計業務を自動化するAIソリューション「CAD AI Agent」の販売を開始したと発表した。

同ソリューションは、主要なCADソフトとAIを直接連携させ、設計者や管理者が抱える反復的な確認作業を自律的に支援するエージェント型システムだ。

具体的には、「SolidWorks」「CATIA」「FreeCAD」といったCADシステムに対応しており、アセンブリモデルから部品間の干渉や接触を自動検出してマーカ付きで可視化する機能や、図面の記載漏れ・不整合を自動チェックする検図機能を備えている。

自動干渉チェックのイメージ

また、部品図と部品表の整合性確認から部品発注書の自動生成、さらには3Dモデル情報に基づく材料費や切断費、機械加工費の自動算出による見積書作成までをAIが一貫して処理する。

自動で見積書を出力しているイメージ

加えて、過去の図面から類似形状を高速検索し、設計の再利用を促す機能も搭載されている。

セキュリティに関しては、製造業特有の機密性の高い図面データや設計情報を扱うことを考慮し、AI処理の全プロセスを社内サーバ上で完結させるオンプレミス構成にも対応している。これにより、情報漏洩のリスクを排除したセキュアな環境で高度なAIを活用することが可能だ。

導入効果としては、同社PoC実績に基づく試算において、設計レビューにかかる工数を最大40%削減するとのことだ。

なお、システムの導入にあたっては、顧客のCADデータ環境での動作確認や、各社の設計・加工ルールに合わせたAIの最適化(チューニング)、限定的なトライアル導入を経て全工程へと展開する段階的なアプローチが採用されている。

Archaicは今後、「iCAD」「NX」「AutoCAD・Fusion 360」など、対応CADを順次拡大していく計画だ。

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