鴻海精密工業(フォックスコン)とロックウェル・オートメーションは、米国にあるフォックスコンの新施設に、コネクテッド・エンタープライズと産業用モノのインターネット(IIoT)のコンセプトを導入して、スマート製造を実現するために協業すると発表した。
また両社は、フォックスコンの世界的な電子組み立て事業と関連業界エコシステムでスマート製造ソリューションを開発・応用すべく、協力する。両社の技術と広範な専門知識を組み合わせ、比類ないレベルの運用効率を備えた最新鋭の製造システムを提供するという。
両社はさらに労働力の開発と研修でも協力する。具体的には、フォックスコンが米国で従業員基盤の拡大に取り組むにあたり、ロックウェル・オートメーションとマンパワー・グループが開発して先ごろ発表したプログラムに参加することを決めた。このプログラムは、米国で需要のある高度な製造業務の雇用向けに、退役軍人のスキルアップを通じて有資格の人材プールを形成することを目指しているという。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。