株式会社アズパートナーズは、既存ソフトウェアをカスタマイズすることによって、介護データをリアルタイムで可視化するBIダッシュボードツールを開発した。
同ツールは、介護データのリアルタイムでの可視化を可能にし、アズパートナーが展開している、スマートフォン1台で各種記録の入力やコール対応、見守りが可能なシステム「EAO link」で、これまで蓄積してきた介護データをさらに有効活用する。このツールは、個人レベル、事業所レベル、法人レベルの3つの層から構成されており、各層でのデータ可視化により、直感的な現状把握、迅速な問題解決とプロセスの継続的な見直しが可能になる。
同ツールにより、入居者に必要なサービスの提供判断、事業所メンバー間のスキルや知識の即時共有、将来の人材配置など、様々なシーンでの情報収集と意思決定をリアルタイムでサポートする。
アズパートナーズが首都圏で運営する介護付きホーム「アズハイム」シリーズにおいて、同ツールを利用することで、ケアマネジャーがケアプランを作成・見直すプロセスである「アセスメント」や「モニタリング」に要する時間が削減されるという。具体的には、1件当たり、アセスメントの所要時間が120分から30分へと90分の削減、モニタリングの時間が60分から15分へと45分の削減を達成し、合計で135分の時間削減が実現するとした。
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