株式会社ACCELStarsは、腕時計型睡眠計測「アクティグラフセンサ ACCEL ATRIA」が、一般医療機器(クラスⅠ)としての医療機器製造販売届出が完了し、2024年4月に販売開始を予定していることを発表した。
「アクティグラフセンサ ACCEL ATRIA」は、加速度センサによって体動を検出する機能を有し、睡眠障害の評価に用いることが可能な腕時計型デバイスだ。病院や自宅など、あらゆる場所で簡便に測定が可能で、体動の測定データにより睡眠障害の評価に活用できる。
また、2023年9月13日に同社から発表された「ACCEL Stars Analytics Platform ベータ版」(通称ASAP)と組み合わせて使用することで、加速度センサのデータをもとに、アルゴリズムによって高精度な睡眠・覚醒リズムを測定することができる。
同社は、2020年8月の創業後、R&Dを行い、「ACCEL POLARIS」を非医療機器として開発した。そして、2023年6月から同製品の開発に着手し、今回の届出完了に至ったとのことだ。
ACCELStars代表取締役の宮原氏は、「弊社で提供している睡眠測定サービスSLEEP COMPASSは、睡眠時無呼吸症候群・不眠症・うつ病のスクリーニングと受診勧奨が可能だが、ACCEL ATRIAにより、医療機器での精度の高い睡眠測定ができるようになる。今後も企業や自治体の健康施策を推進している方々、保険者の保健事業を推進している方々に貢献していきたい」と述べている。
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