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モバイルヘルスネットワークソリューション、Google Cloud AIを活用した「時系列検査データ分析AIシステム」を開発

モバイルヘルスネットワークソリューション、Google Cloud AIを活用した「時系列検査データ分析AIシステム」を開発

シンガポールを拠点とするAI搭載デジタルヘルスケア企業、モバイルヘルスネットワークソリューション(以下、MNDS)は2026年8月10日、複雑な時系列検査データを迅速に解析する「時系列検査データ分析AIシステム」の開発を発表した。

同システムは、同社の子会社であるSkylink Innovationsを通じて、シンガポール政府の「AI Cloud Takeoff(AI CTO)」プログラムのもとで開発された臨床意思決定支援システムだ。

Google CloudのAI技術を基盤に、患者の長年にわたる複雑な検査データをAIが自動的に分析・要約することで、医師の臨床判断を迅速化・高度化を支援する。

システムを構成するAIは、患者の過去すべての検査履歴を網羅的に解析する。そこから主要な異常値の要約を自動生成し、複数回にわたる検査に隠れた「微細な変動のトレンド」を自動で検出する。

さらに、検出された異常やトレンドがどのような潜在的疾患と結びついているか、AIがその相関関係を導き出すとともに、世界的に信頼されている外部の医学文献やエビデンスに基づく臨床リファレンスと自動的に紐付けて提示する。

最終的に、AIが予測される診断候補リストを要約して画面に提示する仕組みだ。

なお、システムの設計においては、AIに医療行為の判断を委ねるのではなく、あくまで医師の主導権(コントロール)を前提とした「臨床意思決定支援ツール」として定義されている。

MNDSの共同CEOであるDr. Siaw Tung Yeng氏は、「今日のヘルスケアシステムはデータは豊富だが、使用可能な洞察に乏しい。AIを時系列検査データに適用することで、医師は全体像をより素早く把握できるようになり、適切な意思決定や早期の介入を実現しつつ、臨床医自身がしっかりと主導権を握り続けられる環境をサポートする」と言及している。

また、システムはGoogle CloudのセキュアなAI・データインフラを基盤に構築されている。MNDSの認定テクノロジーパートナーのエンシニアリング技術により開発されており、多様な病院や医療機関の環境へのスムーズな導入と、厳格な患者データのセキュリティ担保を両立しているとのことだ。

MNDSは、今回のAI Cloud Takeoffプログラムでの開発成功を機に、自社のAI製品ロードマップをさらに加速させていく方針だ。

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