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Cybershoes、VR空間内を自由に歩行できる家庭用VRデバイス「Cybershoes」開発

従来の歩行用VRデバイスは、ルームランナーのような大型マシンが必要だったため、日本のような住宅事情を持つ国では、自宅で楽しむことが難しかった。

そこで、Cybershoes GmbHは、サンダル型のデバイスを両足に装着して、VR空間内を自由に歩き回れる歩行用VRデバイス「Cybershoes」を開発している。このほど、CybershoesのクラウドファンディングキャンペーンをIndiegogoにて開始した。

Cybershoes、VR空間内を自由に歩行できる家庭用VRデバイス「Cybershoes」開発

使い方は、Cybershoesをサンダルのように履き、回転椅子に浅く腰かけるだけだ。装着底面中央にはローラーが備えられ、足に履いた状態で前に進むように足を動かせば、VR空間でも前進。後ろに下がるように足を動かせば、VR空間内でも後進するといった具合に、直感操作で簡単に動き回ることができる。ゲーム内キャラクターの全ての動作を実際の身体運動によりコントロールできる。

Cybershoesは、HTC ViveやOculus Rift、Windows Mixed RealityといったVRヘッドセット、VR HMDのPimax、タッチパッド、モーションコントローラー用のSteamアプリケーション、SteamVR、そして自由歩行をサポートするあらゆるVRゲームに対応している。用途も幅広く、ゲームだけでなく産業施設での訓練や設計プランニング、高齢者向けのリハビリテーション、建築・建設工事のプレビューなど幅広い領域において応用が可能だ。

VRヘッドセット、回転椅子、そしてCybershoesさえあれば、自宅で手頃価格でVR歩行体験ができる。

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