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ドコモ、空間ARコンテンツの作成に必要な技術とシステムを1つにした「空間AR開発パッケージ」を開発

ドコモ、空間ARコンテンツの作成に必要な技術とシステムを1つにした「空間AR開発パッケージ」を開発

株式会社NTTドコモは、現実世界の空間情報にひも付くARコンテンツの作成を簡易化するための、「空間AR開発パッケージ」を開発した。

通常ARコンテンツは、現実世界の空間情報をスキャンする技術や、空間情報にひも付けてコンテンツを配置するツール、およびユーザーが保有するデバイスの詳細な位置を推定してコンテンツを配信・共有するためのARクラウドサーバーなど、複数の技術やシステムが必要だが、「空間AR開発パッケージ」では、空間ARコンテンツの作成に必要な技術とシステムを一つのパッケージとして提供する。

具体的には、デジタルツインを構築するためのスキャンツール、コンテンツを作成し配置するためのオーサリングツール、コンテンツを配信・共有するためのARクラウドサーバ、空間ARコンテンツを体験するためのビュワーアプリの4つで構成されている。

「空間AR開発パッケージ」のシステム構成図

ビュワーアプリは、複数の自己位置推定技術やプラットフォームに対応しており、さまざまな環境や体験内容に合わせて変更して提供することが可能だ。

なおドコモは、「空間AR開発パッケージ」を活用して作成した空間ARコンテンツ(コンテンツ開発:株式会社x garden)を、2022年3月18日から4月10日まで開催される「道頓堀XRパーク」内にて提供するとしている。

「空間AR開発パッケージ」のシステム構成

スキャンツール

現実世界の空間情報をスキャンし、デジタルツインを構築するためのツール。スキャンツールを利用することで、ユーザーが保有するデバイスの詳細な自己位置推定を行うためのデータや、現実世界にある物体との衝突や遮蔽表現などの、リアルな描写をするための3次元空間構造データの取得が可能。

ユーザーが保有するデバイスの詳細な自己位置推定を行う方法としては、以下の3つに対応している。

オーサリングツール

スキャンツールで作成したデジタルツイン上にコンテンツを作成し、配置するためのツール。作成し、配置したコンテンツは、ARクラウドサーバーへアップロードすることで、ビュワーアプリに配信可能となる。

AR クラウドサーバー

オーサリングツールで作成したコンテンツを保存し、配信・共有するためのサーバ。

ビュワーアプリ

ARクラウドサーバに保存されているコンテンツを体験するために使用するアプリ。ビュワーアプリを対応端末にインストールし、コンテンツが見られる場所で、アプリを起動し、端末のカメラで周囲を見渡すことにより、コンテンツの体験が可能。アプリは、端末の自己位置推定を行う。対応端末はiOS、Android、Lumin OSで動作する端末が対象となる。

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