一般社団法人日本デジタル空間経済連盟は、2023年4月より実施した、デジタル空間での仮想店舗運営に向けた実証実験に関する報告書を公表した。
この実証では、12の企業が参加し、仮想空間での店舗運営をテーマとした「アバターアドバイザープロジェクトチーム」にて、取扱商品を主に金融商品とした、仮想店舗における商品説明・販売などを実施した。
実証後に行った参加企業のフィードバックより、顧客満足度や顧客利便性など顧客体験への影響、リスク評価、ビジネスコンテンツの有効性を整理し、報告書を作成した。
日本デジタル空間経済連盟は、「アバターアドバイザープロジェクトチーム」を含め、引き続きその他テーマでも実証実験を重ねていくとしている。
また、デジタル空間での新しい経済活動の可能性や想定されるリスクへの対応を検討し、さらなる課題の抽出とそれらの解決に取り組む予定だ。

