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三菱UFJ信託銀行とmonoAI、分散型ID管理を用いたメタバース空間での活動履歴証明実験を開始

三菱UFJ信託銀行とmonoAI、分散型ID管理を用いたメタバース空間での活動履歴証明実験を開始

三菱UFJ信託銀行株式会社とmonoAI technology株式会社は、分散型IDとデジタル証明書を用い、KAMITSUBAKI STUDIOとHELLO OSAKAによるメタバース空間「魔女謎解(まじょなぞとき)」での活動履歴証明に関する実証実験を実施する。

なお、技術パートナーとして、TOPPANデジタル株式会社とZEROBILLBANK JAPAN株式会社が参画する。メタバースの新規利用者を想定した、個人情報の登録を不要とする利用データの保管を検証する予定だ。

三菱UFJ信託銀行とmonoAIは、2023年3月にメタバースのサービス認証機能の実証実験を実施後、国際標準規格である「分散型識別子(Decentralized Identifiers:以下、DID)」および「検証可能な属性情報(Verifiable Credentials:以下、VC)」のメタバースにおけるユースケースを検討してきた。

今回の実証実験では、事業者がユーザに関する情報取得の多寡を適切にした仕組みを用いて、個人及び事業者の双方にとって安心・安全なデータ連携の在り方や、処理フロー、パフォーマンス、ユーザビリティ、イベントへの寄与度について検証する。

実施場所は、メタバースプラットフォーム「HH cross EVENTS」で、検証項目は「VCでの情報連携」「DIDを活用したデータ・マーケティング」「VCを活用したバーチャルから現実社会への送客」だ。

「VCでの情報連携」では、「魔女謎解」のDB(データベース)に、ユーザの個人情報を保持しなくともユーザを識別可能なVC(セーブVC)を発行。ユーザはセーブVCを使って、イベント内の中断した地点から再開可能かどうかを検証する。

VCでの情報連携イメージ

「DIDを活用したデータ・マーケティング」では、ユーザが必要に応じて「魔女謎解」DBに個人情報を登録することで、VCとDIDを紐付けし、ユーザのイベント参加状況などのデータを登録以前に遡って分析可能かどうかを検証する。

DIDを活用したデータ・マーケティングのイメージ

「VCを活用したバーチャルから現実社会への送客」では、「魔女謎解」を完了したユーザに対し、「魔女謎解」以外のイベントや現実社会でのキャンペーンなどに利用可能なVC(クリアVC)を発行し、VC活用の拡張性を検証する。

VCを活用したバーチャルから現実社会への送客イメージ

今後は、「魔女謎解」で発行されたVCの現実社会や別のメタバースイベントへの活用などへの拡張性について、共同で継続検証していく予定だ。

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