「第四次産業革命スキル習得講座認定制度」、通称「Reスキル講座」は、IT・データを中心とした将来の成長が強く見込まれ、雇用創出に貢献する分野において、社会人が高度な専門性を身に付けてキャリアアップを図る、専門的・実践的な教育訓練講座を経済産業大臣が認定する制度である。
このほど、経済産業省は、2020年4月に同制度の認定を希望する、「Reスキル講座」第5回の申請受付を本日から開始した。
今回の認定は、以下の分野における社会人向けの講座が対象となる。(基礎・初級のITスキルは除く)
- AI、IoT、データサイエンス、クラウド(デザイン思考、アジャイル開発等の新たな開発手法との組み合わせを含む)
- 高度なセキュリティやネットワーク
- IT利活用(自動車分野のモデルベース開発、生産システムデジタル設計)
また、同制度により認定する教育訓練講座は、主に以下の要件を満たすものである。
- 講座の要件
- 育成する職業、能力・スキル、訓練の内容を公表していること
- 必要な実務知識、技術、技能を公表していること
- 実習、実技、演習又は発表などが含まれる実践的な講座がカリキュラムの半分以上を占めていること
- 審査、試験等により訓練の成果を評価していること
- 社会人が受けやすい工夫をしていること
- 事後評価の仕組みを構築していること
- 実施機関の要件
- 講座の開講実績や財務状況等を踏まえ継続的・安定的に遂行できること
- 組織体制や設備、講師等を有していること
- 欠格要件等に該当しないこと
出典:経済産業省ウェブサイト
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